テレフォン人生相談 2024年8月3日 土曜日
加藤諦三 「仲が良くて暮らしてたんではなくて家が自分のものになるというような計算もあ って我慢してた」
相談者 「そうです」
w 本心をひた隠しにする相談者が多い中、逆に清々しさを感じる。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 女52 夫53 長女22 次女15 母81 姉が2人いる
今日の一言: 大人になってからの人間関係は 小さい頃からの関係から理解しないといけま せん。
加藤諦三: もしもしぃ。
相談者: もしもしぃ、こんにちはあああッ。
加藤諦三: はい、テレフォン人生相談です。
相談者: あい 、はい、よろしくお願い
加藤諦三: 最初に、年齢を教えてください。
相談者: あっ、はい、52歳でぇす。
加藤諦三: 52歳。
相談者: はい
加藤諦三: はい。結婚してます?
相談者: あっ、はい、してますうー。
加藤諦三: ご主人は何歳ですか?
相談者: あっ、53歳でぇす。
加藤諦三: 53歳。
相談者: はい
加藤諦三: はい、わかりました。それで、どんな相談でしょうか。
相談者: はい。えっと、私の実母、なんですけどお、
加藤諦三: はい
相談者: ちょっと今、疎遠になってましてえ。
加藤諦三: はい
相談者: できれば関わりたくはないんですけどお、
加藤諦三: ・・はい。
相談者: 体調が、なんか、良くないっていうのをちょっと・・噂で聞きましてえ。
加藤諦三: はい
相談者: (吸って)このままほっといてえ、 いいのか、とか。
加藤諦三: (吸って)
相談者: あと、例えばなんかあった時、相続とかぁ、このまんま、私が、何もしなかったらどうなるの かな?とかあ。
加藤諦三: は・・はいはい。今何歳ですか?、お母さん。
相談者: あ、81です。
加藤諦三: 81、はい。
相談者: はい
加藤諦三: あなたは1人っ子、ではない?
相談者: あ・・はい、年子で姉が2人います。
加藤諦三: お姉さんが2人?
相談者: はい
加藤諦三: お姉さんたちとも、このお母さんは、疎遠なんですか?
相談者: (吸って)すぐ上の姉は、疎遠、だと思います。ただ、私、ほどでは、ないと思います。たま に連絡ぐらいは・・来るのかな?っていうレベルな感じでえ。
加藤諦三: うん・・
相談者: まあ、母が原因でもう・・きょうだい、みんな、仲悪くなってしまったのでえ。
加藤諦三: お母さんと、仲が・・悪いんじゃなくて、お母さんが原因で、
相談者: はい
加藤諦三: きょうだい、仲悪いということ
相談者: はい。はい。もう、誰も、一切、連絡取ってない状態です。 ただあ、その、実家があるものでえ、建物と、土地が。
加藤諦三: はい
相談者: でえ、例えば亡くなった時、に、なんだかんだ問題が出てくるのかな、とかあ・・
加藤諦三: それはぁ・・お母さんが、亡くなった時は、出ますよね?、相続の問題は。
相談者: そうですよねえー。で、その実家がですね?
加藤諦三: ええ
相談者: 母、の名義と、あと、長女の名義になってるんですね?
加藤諦三: はああああ・・
相談者: なのでぇ、
加藤諦三: うん
相談者: もしかしたら、今、長女と母は連絡とって、いるよう、ですのでえ。
加藤諦三: あっ・・
相談者: 母がぁ、
加藤諦三: はい
相談者: 名義を長女に譲ってたら、長女のものになって、私たちは関係なくなるんでしょうか・・
加藤諦三: そこら辺のところは、あとは、
相談者: あ、はい。
加藤諦三: 弁護士の、先生に、お話を伺いたいと思うんですけれども。
相談者: あっ、はぁい。
加藤諦三: 何があったんですか?
相談者: アハハハ(苦笑)
加藤諦三: 言える範囲でいいですけれども。
相談者: (吸って)えと、私、実は3年前までえ、
加藤諦三: ええ
相談者: 母の実家に、入っていたんですね、家族で。
加藤諦三: はい
相談者: で、15年間一緒に暮らしていたんです。
加藤諦三: はい
相談者: で、母が、姉のところに行って、私のことを愚痴るわけですよ。
加藤諦三: ええ
相談者: でぇ、姉たちは、それを、鵜呑みにしてえ、きょうだい、みんな、仲悪くなってしまったので え。
加藤諦三: ええ
相談者: 誰も、一切、連絡取ってない状態です。
加藤諦三: 今の話を聞いてね?
相談者: はい
加藤諦三: 幼児期になんか、すごい体験があって、
相談者: はい
加藤諦三: それで、もう、お母さん、の、顔は見たくない、というようなこと、かと、思ったら、そう、 じゃあ、ないんですよね?
相談者: 確かに幼児期・・は、でも、母を恨むというよりは、父を恨んでたんですね?
加藤諦三: ええ
相談者: で、もう18年前に亡くなってます。
加藤諦三: ああ、そうですか。
相談者: で、父、はぁ、
加藤諦三: うん
相談者: お酒飲んで暴れるタイプぅ、でして。
加藤諦三: うん
相談者: で、母が、いつも、そう、いじめられてるっていう、私たちは、ずうっと小さい頃からのイメ ージで、守ってあげなきゃっていう、心境だったんですけどお
加藤諦三: うん
相談者: 大人んなって、私も、自分で家庭を持ってえ、
加藤諦三: ええ
相談者: 一緒に暮らしていく中でえ、
加藤諦三: うん
相談者: なんかあ、こう・・母との、この、関わりの中で感じたことがぁ、
加藤諦三: うん
相談者: 「私たち、この、いう、子育てで、育てられたんだあ」とかあ。
加藤諦三: あああ。
相談者: なんか、「実は、母が問題で父を怒らせてたんじゃないの?」とか。
加藤諦三: ええ、え。
相談者: なんか、考えが変わ、ってきてえ。
加藤諦三: うん
相談者: で、母と15年間、まあ、これも、結構我慢して私は、15年間を過ごして、きた んですけど、 ストレス、を、抱えながら、
加藤諦三: ええ
相談者: とにかく、傲慢、わがまま。人を、自分の思い通りに動かすぅ。
加藤諦三: はい
相談者: 束縛するぅ。
加藤諦三: はい
相談者: もう、とにかく自分中心で、人・・が、動いてくんないと、1人で怒鳴ってイライラするぅ。
加藤諦三: はい
相談者: ・・っていう状況の中で、私は、その・・ま、 戸建てなのでえ、家、が、いずれ私たちのも のんなればと思って我慢してきたんですけどお、
加藤諦三: ら・・あなたは、
相談者: はい
加藤諦三: 仲が良くて、暮らしてたん、では、なく、て、
相談者:: ではなくて、はい。
加藤諦三: ああ、ああ、ああ・・いずれ、このうち(家)が、自分のものになるというような計算もあっ て、我慢してたという・・
相談者: そうです。
加藤諦三: で、今日のあなたの相談としては、そのお・・きょうだい同士、
相談者: はい
加藤諦三: 母親との関係、それぞれが全部、うまくいっていないということですね?
相談者: あ、そうです、(含み笑い)はい。
加藤諦三: この、うまくいってない中で、
相談者: はい
加藤諦三: 今日の相談というのは、
相談者: はい
加藤諦三: そうも言ってられないだろうと、実際、相続の問題が起きた時にぃ、
相談者: はあい
加藤諦三: 相続するって言ったって、何を相続するかってすらも、わかんないと、
相談者: わからない。(含み笑い)そうです、そうです。ハー(ため息)
加藤諦三: だけど、それがわかるようにしようとするのには、やっぱり・・お姉さんと連絡しなきゃなん ない。お母さんと連絡しなきゃなんないということね?
相談者: ただ、それ、がぁ、私は、したくないっていう、状況・・
加藤諦三: したくない。
相談者: はい
加藤諦三: というと、今日の相談っていうのは、その、したくない相談をしないままで、なんか、調べる 方法はあるかってこと?
相談者: あっ、はいはい。アッハハッ(苦笑)
加藤諦三: ハハハ(苦笑)
相談者: (含み笑い)すいません。
加藤諦三: (含み笑い)難しい、難しい相談ですね?
相談者: ハハハ(苦笑)すいません(汗)
加藤諦三: (含み笑い)だけど、こ・・これだけ難しいと、・・「冗談じゃないよ」っていう先生は多いと 思うんですけども、
相談者: あ、はぁい・・
加藤諦三: (含み笑い)そう、いう、こと、でも、ちゃんと答えてくられる、先生がいらっしゃいます。
相談者: は、ぁ、い
加藤諦三: 今日の、回答者の先生は、弁護士の、中川潤先生です。
相談者: はあい
(回答者に交代)